夏は、渇いた喉に冷たいお酒が最高に気持ちいい季節!!
色々とアルコールを摂取する機会が増えてくる季節ですが、楽しいお酒のはずだったのに飲み方を間違って頭痛・吐き気を起こす『悪酔い』を招くことも……
みなさんも、いろんな種類のアルコールを飲む『ちゃんぽん』が良くないとはよく聞きますが、とくに「悪酔いしやすい飲み合わせ」は、どんなパターンがあるのか知っていますか??
今回はアルコールの悪酔いについてご紹介します☆
そもそも悪酔いとは??
そもそも割るよりとは、大量のアルコールを摂取した後に、肝臓のアルコール分解が追い付かない場合に起こることです。
肝臓でアルコールをアセトアルデヒド→酢酸へと分解されて、血液に入って体内を循環しますが、このとき分解が追いつかず、血液中のアセトアルデヒドの濃度が増すことで、頭痛や吐き気などを起こしてしまうのです!!
肝臓は、アルコール成分が1種類の場合はすばやく分解できるのですが、アルコールの種類が増えると分解に時間がかかってしまうのです。
なので、複数の種類のお酒を1度に飲んでしまうと悪酔いをしてしまうのです。
①赤ワイン+日本酒
赤ワインと日本酒の両方ともアルコール度数が高く、しかも複数種類のアルコール成分を含む“醸造酒”です。
なので、立て続けに飲むことで、肝臓が効率的にアルコールを分解することができないのです!!
他にも、醸造酒には、悪酔いの原因となるタンニンや添加物などの不純物も含まれています。
とくに赤ワインは、果汁以外に果皮・種子なども使われているため、ぶどうの品種にもよりますが、白ワインよりも不純物が多いといわれています。
さらに安物の輸入ワインなどには、亜硫酸塩(酸化防止剤)やソルビン酸(保存料)などの添加物も大量に入っている場合が多いので気をつけた方ががいいでしょう。
②ウォッカ+エナジードリンク
カクテルで人気の組み合わせですが、急性アルコール中毒につながる可能性もあるので要注意です!!
エナジードリンクに含まれているカフェインは、脳を覚醒させる働きがあるため、脳を麻痺させるアルコールと一緒に摂取するのはNGなのです。
酔っているのに、意識はハッキリしているように思えるため、気づけば過剰にアルコールを摂取していた、なんてことになるようです…。
とくにカフェイン量が多い商品は注意が必要で、カフェイン含有量が100mgを超えるなどの表示がある場合は避けた方がいいとのことです!!
③日本酒orワイン+コーヒーor緑茶
日本酒やワインなどアルコール度数が高いお酒をストレートで飲む際は、一緒に“チェイサー”を頼むことをオススメします!!
しかし、エナジードリンクと同様、コーヒーや緑茶などカフェインを多く含んだ飲み物はNG。必ず水にしましょう
④焼酎+炭酸飲料
焼酎を炭酸飲料で割って飲む“サワー”は、炭酸ガスに小腸でアルコールの吸収を促進する作用があるため、酔いやすくなります。
とくに、コーラなどの甘い炭酸飲料で割ると飲みやすく、これも焼酎の度数を忘れてつい飲みすぎてしまうかも…。
市販の缶チューハイのようで美味しいと、宅飲みでも人気の組み合わせですが、飲みすぎには注意しましょう!!
⑤ウィスキー+ビール
『爆弾酒』として知られるカクテルの組み合わせですが……これは悪酔いします!!
ビールの炭酸が小腸のアルコールの吸収を促進し、アルコール濃度の高いウイスキーを急激に吸収するハメになるそうです。
また、ウイスキーの後にビールを飲むのもおすすめしません!!
体内に蓄積された濃度の高いアルコールが、ビールに含まれる不純物によって分解されにくくなるからです。
飲むならビール→ウイスキー、もっというと、お酒を飲む順番は醸造酒→蒸留酒にしましょう☆
今回ご紹介をしたお酒と同じ飲み合わせでも、30分以上間隔を空けて飲んだり、途中に大量の水を飲んだり、飲む順番に気をつけたりすることで、悪酔いのリスクを軽減できるようです!!
せっかくの美味しいお酒、リスクを減らして、悪酔いしないように楽しみましょう☆