無性に甘いものが食べたくなること、ありますよね?! しかし糖分は太るもと。炭水化物や甘いものは特にお腹周りの脂肪の原因になってしまいます。そんな思わずアイスクリームやケーキに手が伸びそうなとき、そしてダイエット中は“心と体にやさしい糖分”で甘いものへの欲求を逃がしてみるのはいかがでしょうか?
サトウカエデなどの樹液が原料になっている、自然の甘さを感じられるメープルシロップは、白砂糖に比べてカロリーと糖質が30%強も少ないのが特徴。樹液という天然素材のシロップなので、ミネラルなどの栄養素も豊富です。
日本でよく市販されているの「メープルシロップ風味」のものは、砂糖をベースにした人工的なシロップなので要注意。少し割高でも、100%メープルのものを選びましょう。プレーンヨーグルトに甘さを足したり、リンゴやオレンジなどのフルーツにほんの少しかけると満足感もアップします。
白砂糖に比べて20%強カロリーが少ないハチミツ。甘さが強いので量にだけ気をつければ、美容にも良い成分がたっぷり入っていておすすめの甘味料です。
抗酸化成分によって体内の老化を防いだり、腸内環境を整えてくれる効果がありますし、100%ピュアな生はちみつなら加工の過程で加熱処理されないので、ビタミンやミネラルも豊富に入っています。体が甘いものを求めているときの美味しいサプリメントとして一匙分なめるのもオススメです。
砂糖大根から作られるのが、てんさい糖です。暑い場所で生育するサトウキビは体を冷やしますが、てんさい糖は寒い場所で生育されるため、体を温めてくれる効果があります。
体が冷えてしまうと内臓機能が低下し、代謝も悪くなり太りやすい体に。ダイエットしたいのならば、体の冷えを予防するに越したことはありません。毎日の料理で使う砂糖をてんさい糖にすれば、冷え性の予防にもなり、砂糖に比べて血糖値の急激な上昇も抑えられますよ。
“ダイエットに厳禁!”と思いがちな甘いものも「天然素材の甘味を利用すること」「摂取量に気をつけること」と、この2点に注意すれば問題ありません。この機会に自宅にある砂糖やシロップを、今回紹介した満足感もあってストレスも溜め込まない“心と体にやさしい糖分”3種に一斉に取り替えてみてはいかがですか?