体重が増えるのは驚くほど簡単なのに、落とすとなると苦労するのが、体重ですよね。
食事量を制限したり運動を行ったりと決してラクに痩せられるものではありませんが、新陳代謝を上げて、少しでも痩せ体質に近づくことを考えるのなら、ストレッチを取り入れてみましょう。
ストレッチは副交感神経を刺激してかたくなった筋肉をほぐし、内臓の働きをよくするなど、ダイエット以外にも見逃せない効果がたくさんあるんで必見です!
痩せ体質になれる理由
なぜストレッチだけで痩せ体質になれるのでしょうか?
ストレッチを行うと体がぐーんと伸びて気持ち良いと感じるはず。
そしてしばらくストレッチを続けていると、体が温かくなってきます。
それはストレッチが、心身をリラックスさせる副交感神経を優位にすることにつながり、かたくなった筋肉がほぐされながら、血液のめぐりもよくなっているから。
すると内臓の働きやリンパの流れもよくなり、全身の基礎代謝が高まることになります。
基礎代謝が上がれば、同じ運動量と同じ食事量でいても、消費されるエネルギーが多くなる分、痩せやすくなります。
今回はオススメのストレッチ3種類をご紹介します。
ウエストをひきしめるストレッチ
画像出典元http://www.skincare-univ.com/
ぽっこりと出てしまうウエストも、普段はあまり筋肉を伸ばすことが少ない部位のひとつです。
そのためストレッチで、消化を促進したり余計な贅肉に刺激を与えることができます。
一番簡単なのは、お腹をのばすストレッチ。
うつぶせになり、両手を床につけてます。
そこから、息を吐きながら腕をまっすぐ伸ばして、上半身をそらすようにしてお腹を伸ばしましょう。
ちょっときつい方は、うつぶせに横になり、両手の肘下半分を床につけて上半身を軽くささえてお腹を伸ばしましょう。
肩甲骨ストレッチ
画像出典元http://gooday.nikkei.co.jp/
肩甲骨の周辺には、エネルギーを消費しようとする働きがある褐色脂肪細胞が集中している部位。
肩甲骨のストレッチは、それらの褐色脂肪細胞に刺激を与えて、活性化させることになります。
やり方は簡単。タオルを、肩幅より少し広めになるように、両手で持ちます。
そうしたら肘を曲げずに、タオルを握ったまま、両手を頭上に上げます。
さらに息を吐きながら、気持ち良いと感じるあたりまで、背中側に両手を持っていきます。
太ももすっきりストレッチ
一度お肉がつくとなかなか痩せるのが大変なのが、太ももですね。
そんな太ももだって、筋肉を伸ばしてあげることで滞りがちだった血液やリンパの流れを改善し、それによってスッキリすることができます。
両足を伸ばしたまま床に座り、体を前屈して、可能なら両手で両足の爪先を持ち、太ももの前面と裏側を伸ばしましょう。
体が硬い人でも繰り返し行うことで、徐々に柔らかくなるはずですので頑張って!
この太もも伸ばしで、徐々にももがほっそりとしてくるのが感じられるでしょう。
ストレッチは、風呂上りの身体が温まってリラックスしているときに行うのがおすすめです。
ここで紹介したストレッチは1回10秒を3~5回ほど繰り返すようにしてみてくださいね。
これで皆さんも痩せ体質になりましょう。