みなさんLINEって使ってますか?家族や友達、気になるあの人に連絡したりと用途は様々ですよね。
直接会って話すコミュニケーションとは違って、声や表情が見えない分、その文字にいろんな意味を込めたくなったり、逆に、送られた文面を見てどんな意図があるのだろうと考えたりします。
無意識に送っている文面の中にも”クセ”が出てしまうものですが、その”クセ”の特徴で「この人ってこんな人」と思われていたり「相手にこう受け取ってほしい」という思いが現れているかもしれません。
「やっぱり」を多用する場合
この言葉を多用する人は、あまり物事を深く考えていない人です。誰かの意見に対して、自分の意見を言ったり疑問に持ったりすることなく、やっぱりそうか、と納得して終わらせてしまいます。
「やっぱりな」「そう思ってた~!」・・・すいませんよく使います。思い返せば物事を深く考えて納得、同意するときは「なるほど」「確かに」「わかります」などで返事を返しますよね。
あまり物事を深く考えてない人だと思われてしまうことがあるのですね。よく言えば柔軟ってことじゃだめですか?だめですかやっぱり~!
「まじか」「まじで!?」を多用する場合
この言葉を口癖にしている人は腹黒く、実は世渡り上手な人が多いようです。ちゃんと返事を返しているし、一見そんな腹黒いイメージはないですよね。ですが、この言葉を日常的に使う人にはこのような特徴があります。
・相手の話を聞いているようで流していて聞いていない。
・相手に合わせて適当に返答している。でも本人はそのように思っていない。
・表向きは優しくていい人なのに内面は面倒くさいなあーなどと表と裏で考えていることが違う人もいます。
まさしく今言いたいです。マジか・・・。
まじの語源は「真面目」から来ているそう。
・・・「真面目に言ってる?」ってなんだかイヤミっぽいというか、シリアスな感じ・・・。「本当なの?」もそうですが根底には人を一度疑っている意味が含まれているといわれると、なるほどそうとも取れるなと思いますよね。
疑っているけど否定はしていない、というあいまいな部分が腹黒いと思わせる一因なのでしょうか・・・。
「!」を文面によく使う場合
アメリカの心理学者キャサリン・ディロン博士の研究によれば、手紙などに「!」を多用するのは「自分に自信があり、人から賞賛されたい願望が強い人」なんだとか。
人の気を引きやすい「!」の記号。これを使う時は、無意識のうちに「私を見て!」と思っているのかもしれません。
記号としては「注意/注目」や「危険」を意味する「!」を文面によく使う人は注目されたい、俗にいうかまってちゃんだと思われることもあるのだとか。
そんなこと言われましても・・・と思いますがちょっとこの「!」を「注意」に置き換えてみたいと思います。
【例文1】:「今日お出かけしてきたよ~!!そこで食べたランチがすごいおいしかった♡また食べたいから一緒にいこ~!!」
↓
【例文2】:「今日お出かけしてきたよ~:注意:注意:そこで食べたランチがすごいおいしかった♡また食べたいから一緒にいこ~:注意:注意:」
・・・これはこれで面白いというかシュールというか、そんな感想を持ちますが、ともかくすごい注意してるなと思いますよね。注目してほしい感がすごい。
確かにかまってちゃんだと思われるのはわかる気がしました。
(笑)を多用する場合
あまりにも使われ過ぎると、「何がそんなに面白いの?」と感じることも
(笑)を乱用する人は、自分が相手に不機嫌だと思われたくない、という願望が強いのです。
円滑な人間関係を望んでいる証拠ですね。とりあえず語尾に(笑)を付けて仲が良い雰囲気を作ろうとしているということです。
文章だけの返信だと、なんだか淡白な感じがするけどいきなり絵文字や顔文字を使って引かれたくもない・・・となるとつい頼ってしまうのが「(笑)」
好意的な空気を作るために考えすぎて空回りしていることもあるんですね。ただ友好的な雰囲気にしたいだけなんですけど、バランスって難しい・・・。
・・・や。。。を多く使う場合
「…」や「。。」「。。。」は、文章に余韻を残すためによく使われます。事務的・断定的な印象が薄くなるので、こちらも女性が使うことが多い記号です。
しかし、意地悪な見方をすれば
「全部言わなくてもわかるよね?察してよね」
という、上からかつ無責任な丸投げ発言とも受け取られかねません。
もう謝るしかできないです。
ここまで文章を書いてきてこの「・・・」何回使ったのかわからないくらい多用してます。そうです、断定するのが苦手なんです。
自分が苦手だからと言って語尾を濁したり、「そういわれても・・・」とか「それって○○ってことかなぁ・・・」とつい疑問を空中分散させようとしちゃうんですよね。送られた側からしたら「いやその判断をどうするか聞いてるんだよ!」と言った感じなのかもしれません。
察してよねと思われてしまうんですね・・・気をつけなきゃだなぁ・・・。
スタンプを多用する場合
画像やスタンプを多用することは、「自己開示」の表れで、「相手の女性から良く見られたい」、「センスがいい人だと思われたい」という自己顕示欲が根底にあります。
スタンプを自己投影として送ってくる場合が多いのです。可愛いスタンプ=自分、となるのであなたに女性として見てもらいたいと思うものなのです。
おしゃれだったり、面白いものだったりとスタンプは様々にありますが、無意識に送っているスタンプにも「センスがいいと思われたい」や「かわいいと思われたい」という隠れた好意があるのですね。
たしかにスタンプの使い方が上手な人はその内容だけで面白いですもんね。
グループラインでみんなが和気あいあいと会話している中一人だけボコボコにされたザンギエフのスタンプを送ってくる猛者が友人にいますが、それだけで笑ってしまうし印象に残るからズルい。
口癖や文面のクセというものは人それぞれ違います。
そのそれぞれ違う癖の中に、色々な深層心理が隠れているんですね。なんだかおもしろいです。
何が誰にどう響くのか分からないですが、少なくとも距離を縮めたい人であったり、大切にしたい相手に誤解が無いように「一般的にこう思われる事もある」という内容を頭に入れておくと、相手の気持ちが分かったり、自分の気持ちを伝えやすくなるかもしれませんね。