女性の皆さんはヒールなど履いていると少し足が変形して足の爪も巻き爪になってきたりしますよね。最近では男性も巻き爪になっている方が多いようです。
そんな皆様へ正しい爪の切り方をご紹介します。
正しく爪を切るためには道具が大事
正しく爪を切るには使う道具がとっても大切。
使用する爪切りですが、指や切る部分によって爪の大きさや厚さが違うので、できれば数種類を使い分けるのが理想的です。
足の巻き爪にはサクッと切れ味の良いニッパー型のものが向いています。
爪を切る前にはお風呂に入って!
- 白癬菌など菌の侵入を防げて清潔
- 爪が柔らかくなるので切りやすい
- 爪が割れたり余計なひびが入るのを防げる
爪を切る頻度
爪を切る頻度は、3週間~1ヶ月に1度で十分です。一般的に、足の爪は1日に0.05mm、1ヶ月で1.5mm伸びると言われています。
もちろん個人差があり、年齢、季節、さらにはどの指かによっても違いますが、こまめに切りすぎることには要注意です。
綺麗好きの方は、爪と皮膚の間を奥深くまでお掃除するなど、触りすぎて悪化している場合もあります。
巻き爪を予防する正しい爪の形
画像出典元http://allabout.co.jp/
足の親ゆびの爪を切るポイントは、先端は直線状に切り、角は深く切らず軽く丸める程度に整えること。
ネイル用語で言うところの「スクエアオフ」と言う切り方が理想です。
短すぎても長すぎてもよくありません。ニッパー型爪切りで爪を切り、角は爪ヤスリを使っても良いと思います。
痛くても深爪(特に爪の角を切りすぎること)はしないでください!
なんとかしたいと思ったら、まずは形成外科、外科、整形外科、皮膚科などに相談しましょう。
爪の角を切ると一時的に痛みがなくなることもありますが、爪が伸びた時にさらに巻き込み、痛みも巻き爪の程度も悪化するという悪循環を引き起こします。
爪を痛めないヤスリのかけ方
爪やすりをかける場合は、左右にゴシゴシとかけるのではなく、一方向にかけてください。
右ならずっと右方向に10回という具合です。二枚爪、割れ爪などの原因になります。
爪を健康に育てるために
爪を切る前にまずは、爪を健康に育てましょう。
健康な爪とはそれだけで美しいものです。
逆にどんなに手入れしても元の爪が不健康だと求める美爪には届きません。
爪を美しく育てるためには爪に良い物を摂取して、人間本体が健康になることが重要です。
爪の主成分であるケラチンを得るために動物性タンパク質がまず必要になります。
それと同時にビタミンA、B、Dを摂取しましょう。
うなぎとかレバーなんかおすすめですね。
食べた翌日から爪に変化が出るかというとそうではなく、上記の通り爪の先は死んでいる細胞なので、根本から全て生え変わるまでは実感できません。
爪は10日に1mm伸びるので3~6ヶ月は我慢ということになります。
管理人的には、爪を健康にするためにレバー食べるぞ!とかはしんどいので、他の健康食品やダイエットなどと合わせたりして摂取するほうがいいと思います。
また、鉄分と亜鉛が少ないと爪はもろくなってしまいます。
お酒を飲むと亜鉛が失われますので、強い爪を作るためにも大量のアルコール摂取はせず、鉄分もしっかり摂ってください。
こうして見ていくと美しい爪になるための栄養素ってそのまま冷え性対策に当てはまりますね。
全人類冷え性時代と呼ばれる現代ではやはり鉄分は大切ですね。
最後にその血流の栄養分が爪の根元にきちんと行き渡るように甘皮周囲をくるくるとやさしくマッサージしましょう。
血行が良くなり爪がイキイキします。
爪の最大の敵…それは乾燥
爪は乾燥すると著しく強度が低下します。
この乾燥させる最も多い原因が洗剤です。
家事をすると絶対に避けては通れないこの洗剤は、爪を乾燥させて脆くしてしまいます。
気になる方はゴム手袋をしましょう。
何度も言うようですが、爪の先の細胞は死んでますので、一度乾燥してザジザジになった爪は生え変わる以外元には戻りません。
注意が必要です。
もっと守りたい!って人は、市販で爪の保湿のためのクリームなどが売られているので、それを使って乾燥を防ぐのもいいでしょう。